この思いを…

例えば料理の勉強をしたりすること
例えばオシャレをして友達達と遊ぶこと
例えば



人を愛すること…



私は何も知らない
“普通”を…
“女の日常”を…




でも…




少し前までは、そんなもの必要ないと思ってた
でも
あなたに会ってからは…
“女でありたい”と思った


この気持ちが“愛情”なのか、それともただの、“恩人だから…”なのか
私にはわからないんだ…

俺と出会ってからのあいつは何故かやけに
女らしくなったと思う
こんなことを言うのは失礼かもしれないが…

でも
“将軍セリス”の噂はとても彼女が“女”だと
思えないような内容ばかりだった
だから俺は驚きを隠せなかった




でも




彼女も普通の女性なのだ




ただ…戦場の中でしか生きられなかったから




なぁセリス
俺思うんだ

きっと今の俺はお前しか見てなくて
気がつけばいつもお前を目で追ってる
でも…
だけど…
俺にその権利はあるのだろうか…
レイチェルを守れなかった俺に…

世界が崩壊して…
おじいちゃんが亡くなって…
私は決意した
皆を…ロックを探してケフカを倒すと…
そして…

世界が崩壊した…
目が覚めたところにセリスはいなかった…




だけど俺は決意した…
レイチェルを…蘇らせると…！
そして…

ロックに…

セリスに…

この思いを伝えるために…